株の初心者は「セオリー」を知っておこう!

株式投資をするときは、自分なりの必勝法を編み出すため、考えながら投資をする必要があります。
毎回、「勘」を頼りに売買をしていたら、勝つことはあっても負けてしまうこともあります。できるだけ勘や運の要素を減らして確実にもうけを出せるよう、考えながら投資をしてみましょう。必勝法を編み出すためにはセオリーを知っておく必要があります。

初心者向けの王道のセオリーとして、「同業種の銘柄を比較する」という方法があります。例えば「自動車会社」が国内にいくつかあり、それぞれの企業の銘柄が売買されています。自動車銘柄を並べて比較することで、売買のヒントを得ることができるでしょう。

例えば5つの自動車銘柄をいつも定点観測するようにします。
すると、4銘柄は株価が上昇しているのに、1つの銘柄だけの株価が動いていないことに気が付くかもしれません。

自動車銘柄は基本的に同じような動きをする傾向があります。
自動車銘柄の企業は自動車を海外に売って、利益を上げているため、円高になれば売れ行きが悪くなります。
そのため円高が進むと株価が下がる傾向があります。
逆に円安が進めば、自動車が海外で売れやすくなり、売り上げが伸びることが予想できるため、自動車銘柄の株価は上がります。

このように株価が上がったり下がったりする要因が同じなので、基本的に自動車銘柄に限らず、同業種の銘柄は同じような動きをします。
それなのに、4銘柄は株価が上昇していて、1つだけ動きがないとすると、「これから4つの銘柄と同様に、株価を上げるのではないか」と予想できます。

このような株を「出遅れ株」などと呼びます。出遅れ株の情報を調べて、特に問題が内容なら株を購入し、株価が上がるのを待つことになります。ただし出遅れ株には出遅れるだけの問題があるかもしれません。

ほかの企業に比べて業績が悪い、リコールなどにより損失が出た、経営陣のスキャンダルが表に出てしまった、発表された新しい自動車の評判があまりよくない……といった、出遅れても仕方のない理由があれば、その銘柄を購入すべきではないでしょう。
出遅れ株は素性をしっかりとチェックして、「問題ないのに、なぜか1つの銘柄だけ、株価が上がっていない」場合に買うようにします。

このように、「同業種の銘柄は同じ動きをしやすい」というセオリーを知っておくと、株の売買がしやすくなります。そこから自分なりの必勝法を編み出せるかもしれません。

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